藍藻まみれの湖で市民たちが田ウナギ取り―雲南省昆明市

Record China    2009年5月15日(金) 19時17分

拡大

13日、中国雲南省昆明市にある湖テン池。70年代以降の急速な工業化の影響で富栄養化が進み、藍藻の繁殖が深刻化している。だが、この悪臭漂う緑色の湖で大勢の市民が田ウナギ取りを楽しんでいた。

(1 / 6 枚)

2009年5月13日、中国雲南省昆明市にある湖、[シ眞](テン)池。70年代以降の急速な工業化の影響で富栄養化が進み、藍藻の繁殖が深刻化している。だが、この悪臭漂う緑色の湖で大勢の市民が田ウナギ取りを楽しんでいた。雲南網が伝えた。

その他の写真

一面が緑色に染まったテン池ではここ数日、ポカポカ陽気に誘われた大勢の市民が田ウナギ目当てにやって来る姿が見られるようになった。湖面には死んだ魚が大量に浮かんでいる。8人連れでやって来た昆明学院の男子学生たちは、100匹以上もの“収獲”を洗面器に入れて全て持ち帰った。2人連れでやって来た張(ジャン)さんと李(リー)さんが手にするビニール袋にも80匹ほどが入れられている。他の市民たちも誰も強烈な悪臭を気にすることなく、服やサンダルを緑色に染めながら一心に田ウナギを追っていた。

こうした市民たちの行為を行政はどう見ているのだろうか?昆明市当局の担当は「奨励はしないがあくまでも個人の行為。それにテン池に藍藻は大量繁殖していないし、水が臭いから有毒という訳ではない」と話している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携