<スパイ>米国防省元職員が中国へ軍事秘密を漏えい、台湾系も関与―仏メディア

Record China    2009年5月15日(金) 16時41分

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13日、米司法省の13日の発表によると、元米国防総省の職員がスパイ活動を行い、機密情報を中国政府関係の工作員に手渡していた。文書を渡した相手は、台湾の軍関係者と名乗っていたが、実際は中国共産党組織の工作員だったという。資料写真。

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2009年5月14日、米司法省の13日の発表によると、元米国防総省の職員・James Fondren氏がスパイ活動を行い、機密情報を中国政府関係の工作員に手渡していた。仏AFP通信の報道を環球時報が伝えた。

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Fondren氏はすでに退役している元米空軍中佐で62歳。太平洋軍司令部在ワシントン代表の補佐も務めた。スパイ活動にかかわったのはほかに3人いるとされ、うち1人は、台湾出身で現在は米国籍・家具販売員のTai Shen Kuo氏。Fondren氏は04年11月〜08年2月にかけて、Kuo氏に米台の軍事関係に関する機密文書を手渡した疑い。米司法省によると、Kuo氏は台湾の軍関係者と名乗ったが、実際は中国共産党組織の工作員だった。

Kuo氏はすでに罪状を認めており、懲役15年8か月の刑に服している。また、報道ではFondren氏は最高で5年の刑期が言い渡される可能性があるとしている。また、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は、スパイ事件について「事実無根」と否定、「このような『中国脅威論』をあおる行為は必ずや失敗に終わる」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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