中国が新型の戦闘型無人機を開発中、既にパキスタンに技術提供か―米誌

Record China    2009年5月16日(土) 18時45分

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14日、米国の中国軍事専門家が、中国は新型の戦闘型無人機を開発していると述べた。新型機は米国の戦闘型無人機「X-47B」にも匹敵する性能をもつという。写真は06年の珠海航空ショーで公開された中国の無人機。

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2009年5月14日、環球時報によると、米国の中国軍事専門家のリチャード・フィッシャー氏が、11日発行の米軍事週刊誌で、中国は新型の戦闘型無人機の開発を進めていると述べた。開発中の新型機は、米国の無人ステルス戦闘機「X-47B」にも匹敵する性能をもつという。将来、中国の新型無人ステルス戦闘機が、遠隔操作機能、監視機能、偵察機能と攻撃能力を備えた総合無人戦略機として、パキスタンなど諸国に安価で供給される可能性もあると指摘している。

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同誌によると、近年米国はアフガンとパキスタンの国境付近に無人機「プレデター(Predator)」を配備しているが、パキスタン空軍及び技術・科学国家委員(National Engineering and Scientific:NESCOM)も現在、同機に類似した戦闘型無人機「バラク(Burraq UAV)」を開発、飛行テストを行っているとの情報もあるという。

パキスタン国内メディアによると、同国は中国の援助のもと戦闘型無人機を開発しているが、旧型のアップグレードが中心で、まだ、体積を大きくし、ミサイルの発射場所から標的までを定義するターゲットデジグネータ(標的指示装置)を装備する段階までには至っていないという。

パキスタンは現在、無人機の開発において中国の援助を必要としており、あるいはすでに援助が始まっている可能性もあると同誌は指摘している。(翻訳・編集/津野尾)

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