少数民族の男性が天安門の毛沢東肖像画を燃やす―北京市

Record China    2009年5月19日(火) 13時41分

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18日、北京市の天安門に掲げられた毛沢東の肖像画が今月12日に部分的に燃やされるという事件が発生したが、新華社によると容疑者は新疆ウイグル自治区ウルムチ市出身の35歳の無職男性だという。

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2008年5月18日、北京市の天安門に掲げられた毛沢東の肖像画が今月12日に部分的に燃やされるという事件が発生したが、新華社によると容疑者は新疆ウイグル自治区ウルムチ市出身の35歳の無職の男性。以前、精神科において治療を受けていたという。

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香港メディアなどによると、この男性、顧海欧(グー・ハイオウ)容疑者が北京に到着したのは事件当日の昼。午後5時46分、自分で作成した可燃性の物体を毛沢東の肖像画に投げつけた。そのため、肖像画は15%ほど焼けた。目撃者によると、可燃物質が投げつけられた肖像画は火とともに煙を上げていたという。事件発生後、天安門前の金水橋には2台の警察車両が止まり、観光客の入場を制限した。

高さ6m、幅4.6mの毛沢東の肖像画だが、消火作業後は右隅に黒く焦げた部分が残っていた。事件当日の午後10時から天安門広場が閉鎖され、翌13日の早朝、天安門管理委員会によって肖像画の架け替え作業が行われた。この作業はおよそ25分で行われ、元通りに修復された。

顧容疑者は警察によりその場で拘束され、取調べを受けている。(翻訳・編集/小坂)

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