米本国で不振のケンタッキー、中国での消費が支え―韓国メディア

Record China    2009年5月21日(木) 14時49分

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19日、ケンタッキーは本国のアメリカでは不振だが、中国では躍進を続けているとの記事を、韓国紙が掲載した。写真は中国のケンタッキー店舗。

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2009年5月19日、韓国紙・朝鮮日報は「ケンタッキーは米本国では不振だが、中国では躍進を続けている」との記事を掲載した。環球時報の報道。

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ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、アメリカ国内の店舗数が04年時点で5525店だったが、08年には5253店とおよそ300店舗減少した一方、中国では04年には1657店だったのが2980店と1200店舗余り増加、80%の成長を見せた。08年の営業額も、アメリカ国内では12億ドルだったが、中国では2倍以上の25億ドルに達している。

米誌・ニューズウィークは、国内市場での業績悪化を中国市場で挽回する動きについて、「KFCの“C”はチキンの“C”ではなく、チャイナの“C”だ」と皮肉気味に形容したが、近年、アメリカを代表する各企業は中国需要への依存度を増しており、金融危機の影響で冷え込むアメリカ市場から、政府の内需刺激策が奏功している中国市場への注力が加速しているという。

全米最大の銀行・シティバンクも、国内業績悪化により08年は276億8000万ドルの赤字となったが、中国市場だけを見れば純利益は1億9100万ドルに達し、前年比95%増ときわめて好調だ。自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)も、本国では販売台数が34%減少しているが、中国市場では25%も増加している。(翻訳・編集/岡田)

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