中国は世界の自動車産業の中心になる―米紙

Record China    2009年5月22日(金) 2時34分

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18日、米紙は、世界を支配してきた米国の自動車帝国が崩壊を続ける中、太平洋の対岸にある中国の自動車産業は経済危機の影響をほとんど受けず、着実に販売台数を伸ばしていると報じた。広西チワン族自治区にある中国の自動車メーカー・東風汽車の生産工場。

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2009年5月18日、米ワシントン・ポスト紙は、世界を支配してきた米国の自動車帝国が崩壊を続ける中、太平洋の対岸にある中国の自動車産業は経済危機の影響をほとんど受けず、着実に販売台数を伸ばしていると報じた。国際在線が伝えた。

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記事は、今年日本を抜いて自動車の販売台数が世界一になると予想される中国が、崩壊した自動車帝国の残骸を1つ1つ拾い集めようとしていると指摘。ハーバード大学ケネディスクールのGallagher氏はこうした動きについて、中国メーカーがフォード・モーター傘下のボルボやゼネラルモーターズ傘下のサーブ・オートモービルABを買収したいのは、先端技術や新車開発といった最も弱い部分を補強したいためだと分析している。

また、ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOも「自動車産業の中心は徐々に東方に移っている」と指摘。自動車部品メーカー、AsimcoテクノロジーズのJack Perkowski会長兼CEOも「20年後に過去を振り返った時、09年は自動車王国という称号が米国から中国に移されたと位置付けられるだろう」と述べている。(翻訳・編集/NN)

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