2009年5月20日、ドイツ紙ディ・ヴェルトは、中国は自らの経済政策により世界で最も早く景気回復を迎え、世界経済回復への青写真を描くことになると分析した。新華網が伝えた。

【その他の写真】

中国の複数の経済指標に景気底打ち感が見られたことで、外資系銀行などが相次いで国内総生産（GDP）の成長率予測を上方修正している。スイス銀行は予想値を従来の6％から7％に、ゴールドマン・サックスは同6％から8．3％に引き上げた。

CLSA証券の中国ストラテジスト、アンディ・ロスマン氏も「中国は正しい道を歩んでいる」と評価。景気回復のスピードは下半期以降にさらに加速し、成長率8％も可能とした。また、今年は対外貿易が「中国の経済成長に全く貢献しない」とされる中、政府が昨年打ち出した4兆元の内需拡大策が予想以上の効果を発揮するとの見方も示した。（翻訳・編集/NN）