世界一背が高い人は、タクシーに乗ることができるのか！？―北京市

2006年10月13日の午前、レコードチャイナのカメラマンが北京市の首都国際空港に到着してタクシーを待っていた時、驚異的な長身の男性が現れ、同じ乗り場でタクシーを待っていた。「あれは世界一長身の人ではないか？」周囲の人が言い始めた。レコードチャイナのカメラマンはすぐに列から離れ、カメラを取り出して撮影を始めた。

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人々が注目する中、彼は友人と共にタクシーに乗り込もうとした。しかしあまりに身長が高いため、普通の車の助手席に乗るのはかなり無理があるようで、車が激しく揺れている。しばらく頑張った末にやっと乗ることができたが、今度はなんとドアが閉められなくなってしまった。

運転手はこの様子を見て、正常な運転ができないと判断、彼らの乗車を拒んだ。仕方なく彼は車から降り、友人と一緒に別の方法を探しに去って行った。周辺にいた多くの人々は携帯電話を取り出し、慌てて彼を撮影した。同じ飛行機に乗って来た人の話によると、彼はフランスから帰国したのだそう。

その後資料を調べたところ、世界で最も背が高いこの男性は、鮑喜順（バオシスン）さんだと分かった。ギネス世界記録の資料によると、彼は身長236.1cm、中国の内モンゴル自治区に住む牧畜民だ。1951年11月2日、自治区内のホルチン草原の村で生まれ、現在は独身だそうだ。