<レコチャ広場>日中韓の格差はっきり=「内弁慶」中国の異常さ―サッカーACL

Record China    2009年5月25日(月) 8時59分

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09年5月、個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、ACLグループリーグの結果から日中韓のリーグレベルの格付けがはっきりわかったと述べている。写真はACLグループリーグ最終戦・北京国安対名古屋グランパス。

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2009年5月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、制度改革後初年度となったサッカー・ACLグループリーグを振り返った。日中韓それぞれ4チームずつが参加したが、その結果、各国リーグのレベルが浮き彫りになったという。

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同ブログの内容は以下の通り。

2009年5月20日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグが終了しました。今年から制度改革が実施され、強豪国の出場チームが大幅に増えました。東地区では日中韓がそれぞれ4チームずつが参加しています。グループリーグでの戦いを通じていくつか興味深い事実が浮かび上がりました。

第一に中国が極端な「内弁慶」であること。ホームでは6勝2敗4分と十分な成績を残しているのに対し、アウェーでは1勝9敗2分と惨敗。格下と見られていたシンガポールのアームド・フォーシーズとは引き分け。インドネシアのスリウィジャヤには敗北(ちなみにこの試合はグループリーグ最終戦。対戦した中国の山東魯能は勝てばグループリーグ突破という一戦。2点を先制したところから、まさかの後半4失点で敗退が決まりました)。唯一勝利したのはお互いグループリーグ突破がなくなったオーストラリアのセントラルコーストマリナーズとの試合です。サッカーはホームタウン有利とはいえ「異常」な数字と言えるでしょう。なお中国での試合で勝利したのはJリーグのガンバ大阪です。

第二に日本の強さ。中国での試合には苦しんだものの、16勝3敗5分と圧倒的な数字を残しました。特筆すべきは強豪・韓国との試合成績。ホームでは3勝1敗、アウェーでも2勝1敗1分と勝ち越し、一歩リードしています。グループリーグを突破したチーム数も日本は4チーム全てが突破、韓国は3チーム、中国はゼロという結果からも、4チームずつ参加した日中韓のリーグレベルの格付けがはっきりしたと言えるでしょう。(筆者:chinanews)

■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。

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