巨大鍋が30万人の胃袋を満たした火鍋大会―重慶市

2006年10月13日の夜、重慶（じゅうけい）市の南濱（ナンビン）路で開催された「第2回中国重慶火鍋美食文化祭」の会場に、約30万人の市民が集まっている。

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夜7時に呉家農（ウジャノン）副市長が、会場に据え付けられた途方もなく大きな「天下一大火鍋」の前で開幕宣言を行い、ここに万人火鍋大会が始まった。この世界最大の鍋からは、約10万人が火鍋を味わうことができた。火鍋とは重慶の名物で、トウガラシがたっぷり入ったとても辛い鍋料理のことだ。

近くに備え付けられた「巨竜火鍋」の会場でも点火式が行われ、約20万人の市民がこの世界最長の鍋で料理を堪能した。組織委員会の計算によると、この日ウインナーだけでも10tが消費されたそうだ。