Record China 2009年5月26日(火) 15時10分
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23日、上海の高齢者1万人超を対象に行った調査で、7割以上が「老後は自宅で子供と同居したい」と考えていることが分かった。資料写真。
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2009年5月23日、新民晩報によると、上海財経大学と米デューク大学の共同開催による「高齢化社会への挑戦、国際的な経験と上海の選択」と題した国際学術シンポジウムが上海市で開幕し、上海在住の高齢者に関する2009年度調査の結果が公表された。
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統計によると、2008年末現在、上海の60歳以上の高齢者は300万5700人で、市総人口の21.6%を占めている。調査はこうした高齢者層がどのような生活を求めているかについて行われた。調査対象は60歳以上の高齢者と50〜59歳の高齢者予備軍で、有効回答数は1万343件。調査によれば、現在の生活に対する満足度は100点満点で62.5点。不満の対象は主に医療や居住環境、性生活に集中した。また、自身の健康状況については、58.9%が「問題ない」と回答し、「問題がある」とした人は15.8%だった。
また、日常生活や病気になった時、経済的な援助が必要になった時などにまず助けを求めるのは「配偶者」で、次いで「子供またはその配偶者」で、72.8%が「老後の生活は子供と同居、または近所に住みたい」と答えた。養老院などの施設の利用について肯定的な人はわずか1.9%にとどまり、75.6%が否定的な態度を示し、「老後は自宅で過ごしたい」と答えている。(翻訳・編集/岡田)
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