<中華経済>本土株式市場で新規株式公開6月再開か、需給悪化懸念も―中国

Record China    2009年5月26日(火) 8時10分

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25日、中国証券監督管理委員会(証監会)は22日、本土市場での新規株式公開(IPO)に関する新規則の草案を公表し、これに関するパブリックコメントを6月5日まで募集すると発表した。資料写真。

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2009年5月25日、中国証券監督管理委員会(証監会)は22日、本土市場での新規株式公開(IPO)に関する新規則の草案を公表し、これに関するパブリックコメントを6月5日まで募集すると発表した。証監会は世界金融危機の影響で中国A株(人民元建て)市場の株価が急落した08年9月以降、IPOを停止しており、その再開時期に注目が集まっている。国内メディアはIPOが6月中にも再開される見通しだと伝えた。

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証監会は具体的なIPOの再開時期については明かしていないが、「パブリックコメントの募集期間が終わり、新規則を正式に公布・施行次第、実施する」と表明している。

この発表を受けて、25日の本土株式市場では一時、需給悪化懸念による売りが広がった。本土市場では08年4月から9月までに32社が上場認可を受けており、これら企業が上場すれば資金調達規模は700億元以上になる見込みだ。また、その後にIPOの申請待ちの企業が300社余りあると伝えられており、投資家の間では、IPOが再開されれば、市場に出回る資金が分散され、株価が下がるとの懸念が強くなっている。(翻訳・編集/WT)

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