Record China 2009年5月26日(火) 12時20分
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25日、中国のコマーシャルプランナー・秦全耀氏はブログで記事「中国の喫緊の課題、北朝鮮とのイデオロギー外交を捨てよ」を発表した。同じ社会主義という理由で北朝鮮への支援を続ければ、最終的に中国の損失になると警告した。写真は平壌。
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2009年5月25日、コマーシャルプランナー・秦全耀(チン・チュエンヤオ)氏はブログで記事「中国の喫緊の課題、北朝鮮とのイデオロギー外交を捨てよ」を発表した。
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4月30日、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は、「北朝鮮が再度の核実験を実行した場合、中朝関係に影響しますか?」との質問に答え、平然として「仮定の問題には返答できない」と発言した。これを受けて同ブログは、「当時の同報道官の楽観的な様子から察するに、つまりは中国は再び北朝鮮にだまされたのだ」と指摘している。
北朝鮮が中国をないがしろにするのはこれが初めてのことではない。それというのも金正日総書記は中国が同じ社会主義の北朝鮮を見捨てるはずがないと見切っているからだという。実は中国が同じ社会主義を支援するイデオロギー外交を展開したのは北朝鮮に対してのみではない。改革開放以前から東南アジアの社会主義勢力に対して支援を続けていた。その支援はシンガポールのリー・クアンユー元首相の進言によりトウ小平氏が中止するまで続いた。
このままイデオロギー外交の立場から北朝鮮支援を続ければ、中国は北朝鮮に振りまわされ、袋小路へと陥ってしまうと同ブログは指摘する。あるいは中国こそが北朝鮮の黒幕との批判を浴びるかもしれない。今や中国の喫緊の課題はイデオロギー外交の放棄であり、そうしなければ割を食うのは中国にほかならないと主張した。(翻訳・編集/KT)
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