<調査>裁判員制度、在日中国人の6割以上が「参加したい」―華字紙

Record China    2009年5月26日(火) 17時53分

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25日、日本の裁判員制度に在日中国人の6割以上が「参加したい」と考えていることがアンケート調査によって分かった。写真は05年、江西省南昌市の西湖区人民法院(裁判所)で開かれた民事裁判に参加する人民陪審員の女性。

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2009年5月25日、刑事裁判に国民が参加する「裁判員制度」が21日からスタートした。日本では「人を裁く」重みを背負うことに戸惑う声も多く聞こえる中、在日中国人たちはこの制度をどう見ているのだろうか。華字紙・中文導報が伝えた。

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一橋大学法学部法学研究科の王雲海(ワン・ユンハイ)教授によれば、日本への帰化により日本国籍を取得した中国人には日本人と同様、抽選で裁判員に選ばれる可能性がある。王教授は「日本の法律に触れる良い機会」として、積極的に参加することを呼び掛けた。

では、日本人はこの制度をどう思っているのか。最高裁判所が昨年1月〜2月に実施したアンケート調査によると、裁判員に選ばれた場合、「参加したい」と「参加しても良い」はそれぞれ16%。「参加したくないが義務だから仕方なく参加する」が45%で、「たとえ義務でも参加したくない」は38%に上った。

一方、中文導報が在日中国人向けにインターネット上で行った調査では、日本が裁判員制度を実施することに「賛成」と答えた人は87%、「裁判員をやってみたい」と答えた人も62%に上った。(翻訳・編集/NN)

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