Record China 2009年5月29日(金) 11時20分
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26日、台湾を観光していた中国本土からのツアー客が台北市内の軍事施設を無断で写真撮影したとして逮捕された。中国の国務院台湾事務弁公室は「成り行きを注視する」と述べた。写真は昨年7月、台北松山空港に到着した中国本土から初のツアー客。
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2009年5月26日、台湾を観光していた中国本土のツアー客が台北市内の軍事施設を無断で写真撮影したとして逮捕された事件で、中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅(ヤン・イー)報道官は「成り行きを注視していく」と述べた。27日付で新京報が伝えた。
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楊報道官は「すでに台湾当局を通じて事情は把握している。今後も事件の成り行きを注視していきたい」と語った。事件は25日、台北市内を観光中の本土客、馬中飛(マー・ジョンフェイ)さんが軍事施設に無断で侵入し、写真撮影をしていたとして逮捕されたもの。馬さんは翌26日、午前中に現場検証を終えた後、午後には釈放され、広州に戻った。
馬さんは帰国後、新京報のインタビューに応え、「現場には立ち入り禁止の看板などはなかった」と話している。馬さんによれば、9人のツアーで台湾を訪れたが、逮捕当日は友人の墓参りをするため単独行動をとっていた。逮捕現場となった台湾国防部(省)関連の人材育成センターへは、守衛に許可を取って正門から入ったという。
「偶然通りかかって好奇心を持った。台湾は徴兵制なのになぜ兵士を募集しているのか」と思ったことがきっかけで、守衛には写真撮影も「公共の場所だから構わない」と言われた。だがその後、人が出入りしている奥の入口を入っていったところ、逮捕・連行された。カメラも没収され、観光中に撮った写真は全て破棄されてしまったという。(翻訳・編集/NN)
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