「腐敗分子」、中国と外国の違いとは―中国紙

Record China    2009年5月31日(日) 6時35分

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26日、中国紙は、侯志川氏の署名記事「中国と外国の『腐敗分子』を比較する」を掲載した。写真は鄭州市で電線を盗んで捕まった中国人。

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2009年5月26日、中国紙・長江日報は、侯志川(ホウ・ジーチュアン)氏の署名記事「中国と外国の『腐敗分子』を比較する」を掲載した。

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侯氏は中国人と外国人の犯罪を比較し、その特徴について分析した。例えば中国では「電線を盗んで売る」犯人が捕まったり、「北京戸籍にしてあげる」と女性を騙したりする事件が起きているが、どれも先進国や戸籍の移動が自由な外国では起こりえないと指摘する。

特に汚職役人の収賄、横領額の多さは特筆すべきだとしている。中国では一部役人の腐敗ぶりが半端ではない。米国でも3年前に「史上稀に見る汚職事件」が起きたが、その収賄額はわずか240万ドル(約2億3000万円)。国外逃亡した中国の「腐敗分子」と比べれば、微々たる額である。

侯氏は、外国は制度が厳しいため、「腐敗分子」の暴れる余地はないが、中国はまだ不十分なため、土壌が整っていると指摘する。侯氏は「国の良し悪しを『腐敗分子』の暴れ具合で決めてはいけないが」と前置きしながらも、「現行の制度が効果的かどうかを測るくらいは良いと思う」と締めくくった。(翻訳・編集/NN)

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