Record China 2009年6月2日(火) 7時38分
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25日、在米中国人がフランス紙への寄稿で中国の外資企業で繰り広げられる奇妙な光景を紹介した。従業員のほとんどが中国人であるにも関わらず、全員が「英語名」で呼び合っているという。写真はビジネス街で行われた杭州のホワイトカラー向け運動会。
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2009年5月25日、在米中国人がフランス紙への寄稿で中国の外資企業で繰り広げられる奇妙な光景を紹介した。従業員のほとんどが中国人であるにも関わらず、全員が「英語名」で呼び合っているというものだ。6月1日付で環球時報が伝えた。
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「私の名前は歓(ホアン)です。でも『スティーブ』と呼んで下さい」―米国本社から3か月の期間限定で上海支社に出向して来た米国籍の中国人、徐歓(シュー・ホアン)さん。滞在中は無理やり「スティーブ」という英語名を名乗らされた。中国名しか持っていないという徐さんに上司が勝手に命名したものだ。外資系といっても9割方は中国人従業員。だが、なぜか全員が英語名を名乗っている。結局、この上海生まれ・上海育ちの上司からは1度も中国名で呼ばれることはなかった。
愛国心の強い中国人がなぜ平気で英語名を名乗るのか?カリフォルニア大学ロサンゼルス校で人類学を研究するデュッセン氏が実施した調査によれば、これは外国資本を呼び込むため、外国人が発音しやすい英語名を名乗る「自己犠牲」の精神。これも祖国発展を祈ればこその強い「愛国心」の表れだという。決して英語名がカッコいいからとか、西洋文化を崇拝しているからという訳ではない。特に大都市の教育レベルが高い人たちの間に良く見られる傾向だという。(翻訳・編集/NN)
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