2009年6月2日、UPI通信は軍事専門家・平可夫氏の署名記事を掲載した。中国はすでに空母建造用ドッグを完成させており、年内にも着工される見通しだという。3日、環球時報が伝えた。

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先日、東欧の造船専門家が移転した江南造船厰を参観、内部写真を撮影した。平氏によると、内部写真から同ふ頭で空母が建造されることは間違いないという。建造ドッグは長さ580メートル、幅120メートル。高さ2．5メートル以上ある壁で囲まれている。内部には600トン以上の可載重量を持つ大型クレーンが設置されている。平氏によると、ロシアの「アドミラル・クズネツォフ」級空母に匹敵する、基準排水量5万トンクラスの空母が建造可能だという。

5月11日には同建造ドッグを所有する上海江南造船集団有限責任公司の南大慶（ナン・ダーチン）総経理がメディアの取材に対し、「江南造船厰はすでに空母建造の能力を備えている。われわれは中国が設計した初の空母を建造する任務を授かることを希望している」とコメントした。（翻訳・編集/KT）