<金融危機>米国籍取得希望者が激減!経済不況下の中国系住民―米メディア

Record China    2009年6月5日(金) 5時14分

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2日、米華字紙「僑報」は、不景気や手続き費用の高騰などが原因で中国人の米国籍取得者希望者が激減していると報道した。資料写真。

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2009年6月2日、米華字紙「僑報」は、不景気や手続き費用の高騰などが原因で、中国人の米国籍取得者希望者が激減していると報道した。中国新聞社が伝えた。

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各地区で米国籍取得講座を開講しているアジア太平洋アメリカン法律センターの責任者は、米国籍の取得希望者が最近激減しているという。同氏は「以前は米国籍取得の問い合わせが毎月30〜50件あったが、現在は5分の1近くまで減少している」と話す。さらに「問い合わせ件数の減少が実際の米国籍取得者数の減少とはイコールではない」と断った上で、「金融危機による経済不況、手続き費用の値上げ、試験の難度上昇などが取得希望者減少の原因」と指摘し、「特にロサンゼルスに住む中国系住民の問い合わせが減っている」と話した。

米国籍の取得について、カナダへ移民しているある中国人は「中国籍のままでいるか、米国籍を取得するかは全面的な比較・検討が必要」と語り、「米国が現在直面している失業問題や、不動産バブルの崩壊、企業の倒産増などは、どの国でも発生しうること」とした上で、「目先のことでなく、長期的な視野に立った判断が必要」と話している。(翻訳・編集/HA)

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