2009年6月5日、新華社によると、中国非鉄最大手の中国アルミは同日、英豪資源大手のリオ・ティントが同社との資本提携を取りやめたため、1億9500万米ドル（約190億円）の“手切れ金”（違約金）を受け取ることを明らかにした。

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2社は今年2月、中国アルミが転換社債引き受けと鉱山の買い取りなどでリオに195億米ドル（約1兆9000億円）を出資することで合意していたが、リオの株主らが強く反対していた。

この事態を受け、中国アルミの熊維平総経理は「リオの決定に大きく失望している。我々は市場の変化とリオの株主の意向を反映するために2月の合意内容を修正し、建設的な態度で交渉を行っていた」とのコメントを発表した。（翻訳・編集/東亜通信）