決まりを守る人はバカ?中国人に欠ける「基本的な道徳観」―中国紙

Record China    2009年6月6日(土) 19時20分

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4日、中国紙は、メラミン入り粉ミルク事件や違法炭鉱の爆発事故など中国全土で発生する考えられない事件の原因は、「中国人の基本的道徳観の欠如」だと論じた。写真は杭州市で行われた、金持ちの子弟に車でひき殺された死者を悼む儀式。

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2009年6月4日、中国紙・中国青年報は、メラミン入り粉ミルク事件や違法炭鉱の爆発事故など中国全土で発生する考えられない事件の原因は、「中国人の基本的道徳観の欠如」だと論じた。

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公務員による汚職、発がん性のある着色料の不正使用など、中国では実に様々な問題が頻発している。記事は政府が提唱する「国のために命を捧げる」「勇気をもって正しい行いをする」といった類の大げさな道徳モデルを「普通の人には決して真似できないもの」と切り捨て、意味のない道徳教育が中国人全体の「道徳観の欠如」を招いていると指摘した。

記事によれば、中国人に必要なのは基本的な社会ルールを教えること。中国には「列に並ぶ」「信号を守る」「ぶつかったら一言謝る」「トイレを流す」などの常識的な行為すら出来ない人が多い。決まりを守る人間は「馬鹿だ」という風潮すら存在する。それなのにいまだ「中国は礼儀の国」などと本気で言っているから、世界中の笑い者になっているのだと、記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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