Record China 2009年6月7日(日) 16時27分
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09年6月、レコードチャイナのライターによる個人ブログは、サッカー日本代表について、そのスタイルは中国人サッカーファンからも高く評価されていると紹介した。写真は08年、重慶市。東アジアサッカー選手権に参加した日本代表。
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2009年6月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、ワールドカップ進出を決めたサッカー日本代表に関する記事を発表した。パスサッカーを主体とする日本代表のスタイルは中国人サッカーファンからも高く評価されているという。
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以下は同ブログから。
サッカー日本代表がワールドカップ進出を決めました。
圧倒的に攻め込まれる苦しい試合展開ながら最後の最後で粘りを見せた姿には、ぐっと来るものがありました。もちろんあそこまで追い込まれないやり方もあったのかもしれませんが、直前の親善試合で見せた華麗な攻撃とはまた別の「強さ」を見せたことに拍手を送りたいと思います。
さて中国メディアも日本の4回連続でのワールドカップ進出を報じていますが、なにやら羨望のようなものが混じった報道も少なくありません。それもそのはず、かつて中国代表は日本以上の実力を持ち、またほぼ同時期にプロリーグを設立(日本が1993年、中国が1994年)したにもかかわらず、今では完全に立場が逆転してしまったからです。
新浪網は昨日のワールドカップ・アジア最終予選で日本、韓国が勝利、北朝鮮が引き分けと東アジア勢が圧倒したことを取り上げ、アジアの格付が変わったと述べています。すなわち、日本、韓国、オーストラリアと最終予選を軽々突破したチームが一流。イラン、サウジアラビア、バーレーン、ウズベキスタン、北朝鮮、カタールと予選突破に苦しむチームが二流。もはや中国は三流以下だと断じています。
また、中国人サッカーファンが日本代表のスタイルを認めていることも高評価の背景となっています。中国は地上波で欧州サッカーやワールドカップがたっぷり見られる、日本人から見るとなんとも羨ましい環境にあります。それだけに中国人サッカーファンの目はかなり肥えていて技術に乏しい自国代表の試合に頭を抱えていたりするのですが、アジアでそのおめがねにかなうのはパスサッカーをスタイルとする日本代表。特に2007年のアジアカップを戦ったオシム・ジャパンは驚異的なボール保持能力を見せつけ、印象を残しました。確かテレビの解説だったと思いますが、日本代表のことを「アジアのブラジル」と形容したほどです。
その後誕生した岡田ジャパンですが、一時の混乱を乗り越えたことで、一段階レベルを上げたのではないか、と言うとほめすぎでしょうか?「アジアのブラジル」というのも面はゆい呼ばれようですが、「アジアの代表」として来年のワールドカップで実力を発揮して欲しいと願うばかりです。(筆者:chinanews)
■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。
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