Record China 2009年6月7日(日) 23時9分
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7日、軍事ジャーナリストの神浦元彰氏はテレビ朝日の報道番組で、北朝鮮が5月25日に行ったと発表した地下核実験について、地下弾薬庫に大量の火薬を詰め込んで爆発させても同じような地震波が出ると指摘した。写真は06年10月、第1回核実験後の北朝鮮。
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2009年6月7日、軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は7日テレビ朝日の報道番組「Sunday!スクランブル」で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が5月25日に行ったと発表した地下核実験について、地下弾薬庫に大量の火薬を詰め込んで爆発させても同じような地震波が出ると指摘、核実験に伴い大気中で検出される放射性物質が確認されるまで核実験が行われていない可能性も残るとの見方を明らかにした。
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同氏によると、日米韓は核実験でしか出ない自然界に存在しない放射性物質を大気中から採取して核実験を確認している。3年前の北朝鮮による核実験時には1週間後に米韓がその検出を発表したという。
また技術的には、古い地下弾薬庫にトラック数百台分の大量の火薬を詰め込んで爆発させても同じような地震波が出る。さらに、今回は核実験の発表から間もなく2週間が経つがその確認が発表されていないことから、同氏は「もしかしたら核実験をしていない深刻、重要な疑惑が出てきた」としている。
同氏は所長を務める日本軍事情報センターの公式サイトで、今回の北朝鮮による核実験に関連して「日米韓がそろって北朝鮮を倒そうとしても倒れないが、中国が北朝鮮の支配体制を崩そうと思えば、わずかな指先の一押しで崩壊する」と指摘している。(文章:NK)
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