Record China 2009年6月9日(火) 20時57分
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4日、北京、上海、深センなどの大都市を対象に実施された調査で、家庭用エアコンの9割から基準値を超える細菌が検出されたことがわかった。資料写真。
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2009年6月4日、楚天都市報によると、中華予防医学会はこのほど、調査の結果、88%の家庭用エアコンで基準値を超える細菌数が検出されたと発表した。
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中華予防医学会は今年初め、中国疾病予防控制中心(抑制センター)と復旦大学公共衛生学院に委託して、北京や上海、深センなどの大都市の家庭用エアコンを対象に調査を実施。その結果、88%で基準値を上回る細菌数が検出され、84%のファン部分に基準値を超えるカビが確認された。さらに、エアコン内部からはいずれもレジオネラ菌やセレウス菌、黄色ブドウ球菌、カビなどが検出され、セレウス菌にいたっては検出率100%だった。
湖北省武漢市で行われた市民の聞き取り調査では、エアコンをよく洗浄していると答えた市民はわずか20%足らずだった。中には「5年間一度も洗浄したことがない」と話す市民もおり、人々の生活の中でエアコン洗浄があまり重視されていない現状が浮き彫りになった。北京協和医院呼吸内科の金陽(ジン・ヤン)教授は「エアコンのフィルターや冷却器に繁殖したカビや細菌が室内に浮遊すると、これを吸った人間は風邪や喘息、鼻炎など呼吸器系統の病気にかかりやすくなる」と、少なくとも2か月に1度は消毒すべきだとし、夏が来る前に各家庭でエアコンを徹底洗浄するよう強く呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)
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