体質的に倫理感欠く中国の企業家、「映画『カンフー・パンダ』見て反省を」―香港中文大教授

Record China    2009年6月13日(土) 19時5分

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10日、香港中文大学財務学部教授で著名な経済学者の郎咸平氏は、近著「誰が中国経済を謀殺したか:中国人にとりついた文化の呪い」で、中国の企業家は金儲けしか考えていないと論じた。写真は映画「カンフー・パンダ」より。

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2009年6月10日、香港中文大学財務学部教授で著名な経済学者の郎咸平(ラン・シエンピン)氏は、近著「誰が中国経済を謀殺したか:中国人にとりついた文化の呪い」で、中国の企業家は金儲けしか考えていないと論じた。鳳凰網が伝えた。

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郎教授は、「中国人には金儲けのためなら手段を選ばないという悪い習性がある」と嘆く。メラミン入り粉ミルク事件や違法採掘による炭鉱事故のような事件は「中国以外の国では起こりえない」と同教授。それらは全て企業の発展を優先させ安全面は無視するという中国企業の倫理観に欠けた体質に問題があると指摘した。

スポーツの祭典であるはずの五輪を単なる「国威発揚」に利用しただけの中国人。外国人の前で恥をかかないよう、「並ばない」「どこにでも痰を吐く」国民に徹底教育を施し、必死で体裁を取り繕った。「完全に五輪精神を誤解している。欧米からどんな目で見られているか分かっていないようだ」と同教授。

教授によれば、ハリウッド映画「カンフーパンダ」に登場したキャラクターこそが、西洋人から見た中国人の姿。自分本位で礼儀知らず、努力なしで成功したい、そして勇気を持って正しい行いをしようとしないというものだ。教授はこれこそが中華文化の悲しむべき点だと指摘。「中国人はぜひ映画を見て自己反省した方が良い」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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