博物館の不人気、原因は成年層の「学ぶ意識」の欠如に=飲食、麻雀が優先―中国

Record China    2009年6月14日(日) 14時12分

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2009年6月12日、人民網は記事「中国の都市は「ナイトミュージアム」を切望している」を掲載した。中国市民は博物館に行くことを好まないが、一体何が原因となっているのか?写真は上海市で建設中の中国航海博物館。

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2009年6月12日、人民網は記事「中国の都市は『ナイトミュージアム』を切望している」を掲載した。中国市民は博物館に行くことを好まないが、一体何が原因となっているのか?

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多くの中国市民は博物館に行くことを好まない。一体なぜだろうか?入場料が高いから?いや現在大多数の博物館は無料、あるいは低価格で入場することができる。

ではなぜ中国人は博物館を好まないのか。米映画「ナイトミュージアム」がその理由を教えてくれる。同映画で描かれる米国の博物館は娯楽に満ち挑戦的なもの。比べると中国国内の博物館は保守的で、若者をひきつける魅力に欠けている。海外では多くの若者が休みに博物館を訪れているが、中国のほとんどの若者は飲酒、マージャン、カラオケといった娯楽ばかりを選んでおり、成年後に主体的に学ぼうという意識に欠けているという。

いつの日か状況が一変し、人々が博物館を愛し、中国の「ナイトミュージアム」の世界が開かれる、そう期待したいと人民網はしめくくっている。(翻訳・編集/KT)

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