Record China 2009年6月15日(月) 13時43分
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2009年6月、日本の華字紙・日本新華僑報は、経済危機が家計を直撃しているため、高い学費負担が中国人留学生に大きな影響を及ぼしていると報じた。写真は名古屋の大学。
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2009年6月、日本の華字紙・日本新華僑報は、経済危機が実家の家計を直撃しているため、高い学費負担に悩む中国人留学生が増えていると報じた。
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九州工業大学1年生の中国人留学生・李凱(リー・カイ)さんは「今年は例年と状況が異なり、1年生はほとんど全員、公的奨学金を申請しても受からないと聞きました。ですのでこれから市民団体や企業が実施している奨学金に応募する予定です」と現状を話した。李さんのような中国人留学生は決して少なくないという。
経済危機で収入が減ったり失業する人が増えるなか、日本の高額な学費は各世帯の大きな負担となっている。この状況は日本人だけではなく中国人留学生にも共通したもの。横浜市立大学を卒業した元中国人留学生は「1987年、わたしが大学に入学した時は、ほとんどの留学生が多かれ少なかれなんらかの奨学金を手にしていました。今、娘は日本の有名私立大学に合格しましたが、初年度の学費は140万円以上もかかるそうです」と学費の高さを嘆いている。
同氏は娘に「大学に合格できなければおまえばばかだ。大学に合格して学費が支払えなければわたしがばかだ」と約束したため、絶対に学費を準備すると話している。娘の話では新入生の2割は銀行から借金して入学費用を支払っているとのこと。また、貯金をはたいたり生命保険を解約するケースもあるほか、奨学金をもらった学生が両親がお金を借りに来たため結局はアルバイトを続けなければならなかったという話まであったという。(翻訳・編集/KT)
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