初の「動物愛護法」がほぼ完成、犬の大量殺処分も禁止に―中国

Record China    2009年6月15日(月) 22時28分

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15日、中国初の「動物保護法案」が完成に近付いている。現在は最終的な修正を加えている段階という。写真は河北省石家庄市の路上で芸をしている猿。

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2009年6月15日、中国紙・法制晩報によれば、中国初の「動物保護法」(意見募集稿)がほぼ完成した。現在は最終的な修正を加えている段階という。

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陝西省漢中市は12日、同市の「狂犬病疫病区」内で7000人以上が野犬に噛まれ、12人以上が死亡したことを受け、同範囲内の犬を全て殺処分にすると発表した。その中にはペットとして飼われている犬も含まれることから、動物愛護の精神に反するとの反対意見も巻き起こっていた。

「中華人民共和国動物保護法」(意見稿)の執筆作業は昨年12月から始まった。作業に参加した中国社会科学院法学研究所の紀文教(ジー・ウェンジアオ)教授によれば、意見稿は広く社会に意見を募集すると同時に専門家らが集って研究討論も行われる。年末には最終稿が関連部門に提出される予定。(翻訳・編集/NN)

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