<北朝鮮>労働刑12年、有罪判決の米記者が書いた家族への手紙―米国

Record China    2009年6月16日(火) 10時9分

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2009年6月14日、雑誌・国際週刊は、北朝鮮で「労働教化刑」12年の判決を受けた米国系中国人ローラ・リン(凌志美)さんの家族の証言を伝えた。5月、家族のもとにリンさんからの手紙が届いたという。写真は中国と北朝鮮の国境。

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2009年6月14日、雑誌・国際週刊は、北朝鮮で「労働教化刑」12年の判決を受けた米国系中国人ローラ・リン(凌志美)さんの家族の証言を伝えた。

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これまで沈黙を守ってきたリンさんの家族だが、このたびテレビ番組の取材を受けた。きわめて敏感な政治的話題であるためにこれまでコメントを控えてきたのだという。5月25日、家族はリンさんからの手紙を受け取った。スウェーデン大使館が転送してきたもので消印は5月15日となっている。

リンさんは夫宛に「ここでの暮らしはどんどんつらいものとなっていますが、ただあなたのことを思うと力が湧きます。あなたの心が常にわたしと共にあると感じています」とつづっている。母親宛には「しっかりしてください。わたしの唯一の願いは母さんがちゃんと暮らしてくれることです」、姉宛には「拘束されてすぐは大泣きしましたが、今では少し落ち着きました。なるべく最悪の可能性を考えないようにしていますが、なかなか難しいものです。まあ時には部屋の外で新鮮な空気を吸ったりもできるし、毎日三食、ご飯を持ってきてもらえる。悪くない待遇ですね」と書いているという。また29日、リンさんの姉は電話を受けたという。電話の向こうのリンさんは助けを求めていた。姉は妹の恐怖心を強く感じたと話している。(翻訳・編集/KT)

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