“中国版ハリー・ポッター”の童話シリーズ、パクリ疑惑で訴追される可能性も―中国

Record China    2009年6月17日(水) 11時28分

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16日、中国のある童話シリーズ小説が、英国の女流作家J・K・ローリングによって書かれた「ハリー・ポッター」シリーズに部分的に酷似していると指摘されている。写真は映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のポスター。

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2009年6月16日、英国の女流作家J・K・ローリングによる「ハリー・ポッター」シリーズは、全世界で累計4億冊に及ぶ売れ行きを記録。「世界で最も売れた4大児童小説」と称されているが、その人気の高さからこれまでに多くの海賊版に悩まされてきた。その損失額は数億ポンドにも上ると言われている。そんな中、中国で同作の多くのエピソードを“パクった”盗作シリーズが登場した。中国新聞社の報道。

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問題となっているのは中国人作家・周芸文(ジョウ・イーウェン)による童話シリーズ「冒険小王子」。すでに「中国版ハリー・ポッター」などとも呼ばれており、作中ではハリー・ポッターのエピソードに酷似する箇所が18点あると指摘されている。

この風評はハリー・ポッターの作者であるJ・K・ローリング氏の耳にも入り、すでに弁護士を通じて真偽確認を行っているという。仮に著作権を侵害する事実が確認された場合には、周芸文氏と出版社に対し、1億ポンドに及ぶ賠償を請求する方針と言われている。(翻訳・編集/愛玉)

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