Record China 2009年6月18日(木) 16時23分
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2009年6月16日、ロシア・エカテリンブルクでBRICs4カ国は初の公式首脳会議を開催した。欧米メディアが高い評価を下す一方で、中国の専門家、ネットユーザーはより冷静な見方を示している。写真は昨年1月、北京で開催された中印貿易投資協力サミット。
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2009年6月16日、ロシア・エカテリンブルクでBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4カ国は初の公式首脳会議を開催した。欧米メディアがBRICsはG8に変わる新たな国際的な同盟となる可能性を指摘するなか、中国の専門家、ネットユーザーはより冷静な評価を下している。17日、環球時報が伝えた。
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BRICsとは2001年に米ゴールドマンサックス社のジム・オニール氏が、急成長を続ける代表的新興国4カ国の頭文字を組み合わせて作り上げた言葉。この8年間、BRICsは単なる概念に過ぎないともみられてきたが、このたび首脳会議という形でその結束がアピールされることとなった。
英紙タイムズはBRICsが新たな「同盟」へと発展する可能性を指摘するなど、西側メディアはその可能性を評価しているが、中国の研究者、ネットユーザーの評価は異なる。16日、環球網が実施したネット調査によると、BRICsが欧米に代わり世界を主導するとの回答はわずかに35%だった。環球時報の取材を受けた専門家も、BRICsが一種の協力体制に発展するとの見方を示しつつも、同盟には発展しないとの見方を示している。(翻訳・編集/KT)
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