Record China 2009年6月19日(金) 6時28分
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17日、米紙「USA TODAY」は15日「自動車市場の繁栄は中国の生活スタイルをリニューアルする」と題した記事を掲載し、モータリゼーションが始まった中国の変化しつつある生活スタイルなどについて論じた。写真は北京市の交通渋滞。
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2009年6月17日、環球時報によると米紙「USA TODAY」は15日、「自動車市場の繁栄は中国の生活スタイルをリニューアルする」と題した記事を掲載し、モータリゼーションが始まった中国の変化しつつある生活スタイルなどについて論じた。
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世界的な不況が進行する中でも中国の自動車市場は活況を呈している。中国国内の今年の自動車販売台数は1100万台を突破するとの予測もあり、今まさにカーブームに火がついた状態にある。
モータリゼーションの到来は、人々の考え方や生活スタイルなども一変させた。一昔前、通勤に利用する交通手段といえば、自転車かバイクまたはバスだった。しかし今は、自家用車で通勤するマイカー族が急増している。ある市民は「自転車は面倒くさくて」と話し、「友人の60%は車を所有しているし、残りの40%はこれから免許を取得しようと考えている」と、すでに車がない生活は考えられない状態だと語る。
一方で、渋滞や大気汚染、交通事故など自動車による弊害も大きな社会問題になっている。中国を走る自動車の総台数は米国の約7分の1であるにもかかわらず、交通事故による死亡者数は米国の約2倍に達しているという。また、高速道路の建設が急ピッチで進められ、大都市では幹線道路の新設や改造が至るところで行われ、街の風景も大きく変化している。
中国の成人人口のうち約85%がまだ車を所有していないといわれているが、将来的に本格的なマイカー時代に突入することにより、人々の生活スタイルがさらに変化するとみられている。(翻訳・編集/HA)
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