Record China 2009年6月19日(金) 10時13分
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18日、網易は記事「北朝鮮サッカー勃興の秘密:忍耐力が強く規律を守る軍所属選手」を掲載した。44年ぶりにワールドカップ出場を決めた北朝鮮代表を分析している。写真は2008年12月、中国海南省でトレーニングキャンプを実施した北朝鮮代表。
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2009年6月18日、網易は記事「北朝鮮サッカー勃興の秘密:忍耐力が強く規律を守る軍所属選手」を掲載した。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で下馬評を覆し、44年ぶりにW杯出場を決めた北朝鮮代表を分析している。
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北朝鮮代表に特徴的なのは「政治委員」の存在。試合前の講話、試合後の総括、さらには起床時間、食事時間、集合時間、着替え時間、風呂の時間まで監督が担当するトレーニング以外の全ての内容を管轄しているという。
これほどの厳しい規律が守られるのも代表選手の半数以上が軍隊出身であるため。北朝鮮では通常のリーグより軍のリーグのほうがレベルが高く、中でも人民軍425隊が北朝鮮最強のチームとしての地位を保っている。
鉄の規律で鍛え上げられた北朝鮮選手だが、ここ10年以上、中国リーグでもその存在感を増している。中でも最も名高いのが卓永斌、李昌河、趙仁哲の3選手。1997年に当時2部だった瀋陽海獅に加入、1部昇格の原動力となった。同クラブと同市サッカー協会は北朝鮮を訪問し感謝の言葉を述べ、軽ワゴン車と米10万元(約140万円)相当を贈った。
ユースチームを率い、北朝鮮との親善試合を行ったことがあるサッカー協会のスタッフはこう話している。「北朝鮮選手の強い精神力は中国の選手が及ぶところではない。彼らは常日頃から苦しい生活に耐えており、試合になれば誰よりも走ることができる。その差は疲労した時により鮮明なものになる」
北朝鮮代表の厳しい規律には例外はないという。Jリーグ・川崎フロンターレに所属するエースストライカー鄭大世選手も北朝鮮に帰れば自分の車を持つことも許されない。地下鉄とトロリーバスを乗り継いで練習場に向かうという。(翻訳・編集/KT)
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