<中華経済>台湾の裕隆汽車、自動車関税撤廃待ちで杭州工場建設を先送りか―中国

Record China    2009年6月20日(土) 17時18分

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19日、ウォールストリート・ジャーナルの中国版は、台湾の自動車メーカー、裕隆汽車が浙江省杭州市で計画する総事業費200億台湾ドルの工場建設を先送りする可能性を伝えた。写真は東風汽車の生産ライン。

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2009年6月19日、ウォールストリート・ジャーナルの中国版は、台湾の自動車メーカー、裕隆汽車が浙江省杭州市で計画する総事業費200億台湾ドルの工場建設を先送りする可能性を伝えた。中台間の自動車輸入関税の撤廃が早ければ2010年に実現する見通しとなったため、生産開始の時期をそれ以降にずらしたい意向とみられる。

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自動車輸入関税の撤廃は、中台間が09年内の協議入りを目指す「経済協力枠組み協定」の一部。台湾車両工業同業公会理事長でもある裕隆汽車の陳国栄総経理はこのほど、中国工業情報化部の部長と自動車関税の撤廃に向けた調整に入ったとされる。

杭州工場では、同社の自主ブランド「LUXGEN」を生産する計画。浙江中誉(控股)集団との折半出資を計画しているが、陳総経理によれば、自社が50%の出資比率を維持することを前提に、新たな出資先を物色しているという。台湾メディアは19日までに、中国自動車大手の東風汽車集団が同工場に20%出資する意向があると報じている。(翻訳・編集/東亜通信)

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