<金融危機>中国進出企業は新戦略、内需の積極開拓を!―韓国紙

Record China    2009年6月22日(月) 4時56分

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9日付の韓国紙「朝鮮日報」は、「対中・対日貿易が先細り、韓国貿易の活路はどこに?」と題する記事を掲載した。写真は北京の大韓航空オフィス。

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2009年6月19日、韓国紙「朝鮮日報」は、「対中・対日貿易が先細り、韓国貿易の活路はどこに?」と題する記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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中国は韓国にとって最大の貿易パートナーであり、対中貿易は貿易全体の2割を占める。韓国は急速に発展する中国に生産資材や部品・素材を輸出することで、その恩恵を享受してきたが、対中貿易黒字は05年をピークに減少傾向にある。今年1〜5月の貿易黒字は前年同期より若干増加したものの、減少傾向に歯止めがかかったとは考え難い。世界的な金融危機によるウォン安で、対中輸出が減少しているためだ。

韓国の対中輸出は、部品・素材など中間資材が半分以上を占める(07年は61.5%)。しかし、近年中国が産業構造を大幅に見直しており、中国の原料加工品から完成品まで一貫して生産できる産業構造への転換が、韓国の対中輸出の減少に直結している。

また、世界的な金融危機に起因する中国の輸出激減も、現地の韓国企業に大きな打撃を与えた。中国が輸出不振から内需拡大政策に転換し、良好な経済成長を保つなかで、中国・内需市場における韓国シェアも大幅に減少している。韓国対外経済政策研究院(KIEP)中国チーム長も、「韓国企業は輸出戦略の転換を図り、中国の内需市場を積極的に開拓すべき」と危機感を隠せない。(翻訳・編集/SN)

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