2009年6月19日、中国でも毎年6月の第3日曜は「父の日」。これまであまり目立たない存在だったが、今年は不況下、各地の小売店が売り上げ増進のためとこぞって父の日セールを行ったという。南方日報が伝えた。

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もっとも人気の高いプレゼントは「シェーバー」。ある店では大々的なセールを実施し、店頭価格からさらに最大15％オフで売り上げを伸ばした。とくに人気が高いのは、品質に定評のあるフィリップスやパナソニックといったブランドの商品だという。

携帯電話の端末を父親にプレゼントするのも人気になりつつある。人気はもちろんシンプルケータイ。携帯販売店も人気を見越して100〜300元（約1400〜4200円）の割引を行う店が多く、比較的高齢層の父親からは、文字が大きく、音も聞こえやすいと喜ばれているという。

しかし、毎年大きな商戦が展開される子供の日や母の日と比べると、やはり父の日は盛り上がりに欠ける印象が否めないと、記事は指摘している。（翻訳・編集/岡田）