吉備真備記念碑設置20周年の記念式典―陜西省西安市

Record China    2006年10月20日(金) 11時2分

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遣唐使として大陸に渡った奈良時代の学者・政治家の吉備真備の記念碑設置から20年が経ち、西安市で記念式典が行なわれた。

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2006年10月19日、吉備真備(きびのまきび)の記念碑設置20周年を記念するため、陜西(せんせい)省西安(せいあん)市の吉備真備記念碑の前で、盛大な記念式典が行われた。

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この式典には西安市の各界著名人と、この日のために日本の岡山県から訪れた100人近くの関係者が参加した。両者は共に吉備真備の記念碑に生花を供え、また中日友好のシンボルとして5株の苗木を植えた。

吉備真備は持統9(695)年、岡山県吉備郡真備町(現在の倉敷市真備町)に生まれた奈良時代の学者、政治家である。716年、22歳の時に唐への留学生となり、翌年の717年に入唐した。帰路では種子島に漂着するが、735年に1700冊の典籍を携えて帰国した。宝亀6(775)年に死亡。

1986年、吉備真備の帰国1250周年を記念するために、日中両国は西安市に吉備真備記念碑を設置した。

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