<中華経済>ラオックスが中国・蘇寧電器の傘下入り表明、中国人客取り込み目指し

Record China    2009年6月25日(木) 18時59分

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25日、経営再建中の家電量販店ラオックスは、中国の家電量販店大手・蘇寧電器集団などを引き受け先とした第三者割当増資と新株予約権の発行で計19億円を調達すると発表した。ラオックスは蘇寧電器を筆頭株主として迎える見通し。訪日中国人客の取り込みを目指す。

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2009年6月25日、経営再建中の家電量販店ラオックス(東京都千代田区、山下巌社長)は中国の家電量販店大手・蘇寧電器集団(江蘇省南京市)の子会社と日本観光免税(東京都目黒区)などを引き受け先とした第三者割当増資と新株予約権の発行で計19億円を調達すると発表した。ラオックスは蘇寧電器を筆頭株主として迎える見通しで、蘇寧、日本観光免税と業務資本提携を結び、仕入れ体制を強化すると共に、訪日中国人客の取り込みを目指す。

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ラオックスは事業の黒字化のため郊外型家電事業から撤退し、東京・秋葉原での物販事業に専念していく方針。蘇寧電器との業務資本提携の目的としては、中華圏からの訪日客向けの売り上げを拡大するため、蘇寧との共同仕入れ体制の確立などにより、中国での売れ筋商品を充実させる必要性を挙げた。

また、既に取り引き先である日本観光免税とは、秋葉原での免税品販売事業強化に取り組む。(翻訳・編集/東亜通信)

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