Record China 2006年12月29日(金) 21時26分
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長江で漁をしていた蒋さんの網に、誤って国家一級保護野生動物のカラチョウザメが掛かってしまい、急いで救出活動が行われた。
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2006年10月20日の午前9時ごろ、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市の漁師・蒋(ジャン)さんが長江第三橋で漁をしていた時、300kgもあるカラチョウザメを誤って獲ってしまった。通報を受けた武漢市漁業管理所の職員たちが、直ちに現場に駆けつけて救出活動を行った。
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調べによるとこのカラチョウザメは雌で、産卵場所へ向かって泳いでいたところ、蒋さんの網に掛かってしまったようだ。30分程の救援活動の後、この巨大な魚はついに網から外され、長江に戻された。
カラチョウザメ(中華チョウザメ)は「生きた化石」ともいわれ、中国の国家一級保護野生動物に指定されている。三峡ダムの建設によって生息域を失うことになり、絶滅の危機に瀕している。
<2006年も残りあとわずか。レコードチャイナでは、政治や経済、事件など、中国で話題となったニュースを通じて、中国の「今」をありのままに伝えてきた。2006年を総括する特集として、ニュースの中から垣間見えた、笑いあり、涙ありの出来事をシリーズでご紹介。2006年を代表する「喜怒哀楽」を、さまざまな登場人物とともにお楽しみ下さい。>
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