救急医不足が深刻、現在は必要数の2割程度―北京市

Record China    2009年7月1日(水) 6時3分

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29日、北京市の救急医の数が圧倒的に足りないという。労働条件が過酷で、なり手が少ないため、現在は必要数の2割程度にとどまっている状況だ。写真は北京の救急センター。

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2009年6月29日、北京紙・京華時報は、北京市の救急医の数が圧倒的に足りないと報じた。労働条件が過酷で、なり手が少ないため、現在は必要数の2割程度にとどまっているという。

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月に123回出動しても給与は2894元(約4万円)。地位も満足に確立されておらず、専門の職業名もない。厳しい労働の割に低すぎる報酬に途中で辞めてしまう人が少なくないという。新たに希望する人もごくわずかで、現在の平均年齢は40歳に近い。新型インフルエンザのような緊急事態には、医師免許を持たない職員まで補助作業に駆り出される始末だ。

北京市では今後、医科大学と連携し、救急医を育成する専門の学部を設けるなどして人材確保に努める計画だという。(翻訳・編集/NN)

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