Record China 2009年6月30日(火) 12時29分
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29日、中国衛生部の責任者が、今年の秋から冬にかけて新型インフルエンザ(H1N1型)が広範囲にわたって流行する可能性が高いと指摘した。写真は新型インフルエンザ流行のために学校閉鎖となった広東省の小学校。
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2009年6月29日、中国衛生部と国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)が合同で行った記者会見で、衛生部の責任者が「今年の秋から冬にかけて新型インフルエンザ(H1N1型)が広範囲にわたって流行する可能性が高い」と指摘した。中国新聞網の報道。
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衛生部緊急対策室の責任者によると、海外から持ち込まれたインフルエンザによって国内での感染例が増え、一部地域で爆発的に流行するのは避けられない状況だとし、感染しやすい年齢層や慢性疾患の罹患者、妊婦などはとくに注意が必要だと指摘。重症例や死亡例が発生する可能性も否めないとした。
現在、新型インフルエンザの感染は落ち着いてきているが、中国政府は今後、国内感染の蔓延を防ぐとともに、学校など人の集まる場所での感染予防策をさらに強化するほか、感染状況の把握、重症患者への対応に万全の対応を図るとしている。(翻訳・編集/岡田)
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