<中越>中国艦隊が外国漁船を放逐、漁業資源争いが再び激化―トンキン湾

Record China    2009年7月4日(土) 16時9分

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6月30日、中国とベトナムに挟まれたトンキン湾の中越共同水域で合同演習を行っていた中国漁政指揮センターと中国公安辺防海警部隊(海警)による艦隊が、違法操業を行っていた外国漁船を退去させた。写真は合同演習の様子。

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2009年6月30日、中国とベトナムに挟まれたトンキン湾の中越共同水域で合同演習を行っていた中国農業部の直属機関、中国漁政指揮センターと公安部が管轄する中国公安辺防海警部隊(海警)による艦隊が、違法操業を行っていた外国漁船を退去させた。国際先駆導報が伝えた。

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中国とベトナムはトンキン湾の境界線をめぐり長い間争っていたが、04年6月に「トンキン湾経済水域および大陸棚画定協定」と「漁業協力協定」を締結し、中間線近くを境界線とすることで合意した。漁政指揮センターと海警が合同演習を行っていたのは中越共同漁業水域の中国側管轄水域。ここで8隻の外国漁船を発見し、うち無許可の4隻を立ち入り検査の後、退去させた。

トンキン湾は近年、中越双方の過剰漁獲により漁業資源が激減。操業範囲を広げたい双方の間で、度々摩擦が起きている。(翻訳・編集/NN)

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