地球幸福度指数でコスタリカがトップ、中国は欧米諸国より「幸福」―英シンクタンク

Record China    2009年7月7日(火) 0時50分

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6日、4日に発表された「ハッピー・プラネット・インデックス(地球幸福度指数)」によると、幸福度が最も高いのはコスタリカ共和国で、ラテンアメリカ8か国がベスト10入りした。写真は寧波月湖公園でのひとときを楽しむ人々。

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2009年7月6日、中国網によると、英シンクタンク・ニュー・エコノミックス・ファンデーション(NEF)は4日、最新の「ハッピー・プラネット・インデックス(地球幸福度指数)」を発表した。それによると、幸福度が最も高いのはコスタリカ共和国で、ラテン・アメリカ8か国がベスト10入りした。

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地球幸福度指数の調査は、143の国と地域、人口の99%をカバーしているという。指数の基準は平均寿命、生活の満足度、地球環境との共存の3つの要素。76.1点で1位にランクしたコスタリカの平均寿命は78.5歳、自分を幸福だと思う人の比率は85%、人口が生態系に及ぼす影響も先進国と比べて非常に小さく、消費する資源の99%が再生可能な資源だという。

ラテンアメリカ諸国と比べ、先進国は軒並み下位に甘んじた。アメリカ合衆国は30.7点で114位、カナダ89位、英国74位、フランス71位。先進国のなかでは比較的上位のドイツも51位だった。中国は57.1点で20位にランク・インしている。

ランキングが発表された後、「この指数には政治の自由と経済発展が十分に考慮されていない」との声も各界から上がっているが、それに対してNEF・福祉センター創設者のニック・マルクス氏は「ランキングの目的は、経済至上主義の呪縛から解放され、資源消費競争がもたらす地球の温暖化を食い止め、人々の生活をより少ない資源消費と高い福祉に引き戻すことだ」と説明した。(翻訳・編集/津野尾)

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