<13階建てマンション倒壊>「世界9大奇跡」として地元の新たな観光名所に―上海市

Record China    2009年7月6日(月) 21時34分

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6日、上海市閔行区で突如倒壊した13階建てマンションが新たな観光名所となり、地元では「世界9大奇跡」の1つとまで呼ばれている。写真は倒壊したマンション。

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2009年7月6日、上海市閔行区で突如倒壊した13階建てマンションが新たな観光名所となり、地元では「世界9大奇跡」の1つとまで呼ばれている。中国新聞網が伝えた。

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観光名所となっているのは先月27日、建設中に突如倒壊し、作業員1人が死亡したマンション「蓮花河畔景苑」。上海の地元紙によると、現場には事故当初からカメラなどを持った多くの市民が押し寄せ、5日午後(現地時間)になっても20〜30人が川を挟んだ対岸で倒壊現場を見物する姿が見られた。

事故原因については上海市が3日、建物の両側に大きな圧力差が生じたことによるものと発表。倒壊したマンションの北側に積まれていた土砂の過重に対し、南側で行われていた地下駐車場工事で地盤が4.6mの深さにまで掘られたことが原因という。

だが、市民の間では政府関係者と業者との癒着による「手抜き工事」が原因ではないかと疑惑の声が上がっている。この事故は中国のネット上でも大きな関心を集め、「圧力差」は新たなネット流行語となっている。(翻訳・編集/NN)

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