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7日、08年3月のラサ暴動以来、チベットでは観光業界の冷え込みが続いていたが、今年に入って同地区の観光市場は過去最も好調だった07年を上まわる勢いとなっている。写真はラサ。
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2009年7月7日、中国新聞社によると、08年3月にラサで暴動事件が発生して以来、チベットでは観光業界の冷え込みが続いていたが、今年に入って自治区観光局が大規模なキャンペーンを展開し、同地区の観光市場は過去最も好調だった07年を上まわる勢いとなっている。
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チベット自治区観光局によると、今年1〜5月にチベットを訪れた観光客は72万237人で、これまで最も好調だった07年同期と比べて7.9%増加している。06年7月のチベット鉄道の開通により、07年は観光客数が大幅に増加したが、翌08年の3月14日にラサなどで発生した争乱を契機に、現地の観光業は未曾有の不景気となっていた。
自治区観光局は観光業の回復を図ることを目的として、中国本土のみならず香港やドイツ、インドなどでもチベット観光を売り込むキャンペーンを実施するとともに、各観光地の入場券やホテルの宿泊料を4割引〜半額にするなど、大幅な値下げを敢行している。同局の責任者は「チベットは一生のうちに一度は行くべき場所のひとつだ」とチベット観光をアピールしている。(翻訳・編集/岡田)
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