2009年7月6日、香港のニュースサイト「星島環球網」によると、北京市の崇文門地区にある宝鼎センターホテルが、2010年に女性向けデパート「北京時尚新世界百貨」としてリニューアルオープンする。注目されるのは、イケメンのコンシェルジュを店内に配置するとしていることだ。

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出店するのは、香港のデパート大手「新世界集団」。関係者は「女性は買い物の際、男性に付き添ってもらいたがる傾向が強い」とし、化粧品や衣類を選ぶ際に男性の目が女性客の参考になるとともに、美男のコンシェルジュによる丁寧かつ紳士的な接客で女性客の財布のひもが緩むのではないかとの期待から、このコンシェルジュサービスを実施することが決まったと話す。客層は高収入でファッションに敏感なOLやキャリア女性になるという。

しかし、女性向けのデパートは90年台初頭にも北京市内に出現したことがあったが、オープンから1年余りで閉店。その後も、男性向けのデパートも含め数店がオープンしたが、いずれも客足が伸びず閉店するなど、成功例は出ておらず、今後の進展が注目されている。（翻訳・編集/岡田）