<ウイグル暴動>いつまで続く厳戒状態、即席麺を買い漁る市民たち―香港紙

Record China    2009年7月10日(金) 15時37分

拡大

8日、香港紙は厳戒態勢が続く新疆ウイグル自治区ウルムチの7日現在の様子を伝えた。写真はウイグル族。

(1 / 4 枚)

2009年7月8日、香港紙・明報は厳戒態勢が続く新疆ウイグル自治区ウルムチの7日現在の様子を伝えた。

その他の写真

ウルムチ市内の商業エリアはほぼ全ての店舗が営業停止。自宅で政府の通達を待つ市民らは近所の小売店で生活必需品を確保するしかない。インスタントラーメンやミネラルウォーターは店頭に並んだ途端、飛ぶように売れていく。ウルムチ市政府は7日、市内のスーパーやホテルの営業再開を求める通達を出したが、実際に営業しているのは自由市場のみ。一部の小さな食堂は弁当の個別配達を始めた。漢族による抗議デモが行われてからは、ウイグル族の人々は怖くて外にも出られない。

騒乱は貧困層の生活を直撃している。狭い地下室で暮らすあるウイグル族一家は6〜7人が小さなテーブルを囲み、小麦粉を溶いて焼いたものを食べて飢えをしのぐ毎日。インスタントラーメンなどを買うお金はない。一家は付近の農村から出てきた出稼ぎ農民だが、騒乱の影響で仕事が出来ない状態という。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携