2009年7月8日夜、米経済誌・フォーチュンの中国語版サイトは、09年版の「世界企業売上高ランキング500社」を発表した。日本企業が68社、中国企業が43社ランクインしている。京華時報の9日付の報道。

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毎年恒例の同ランキングは、今回初めて英語版サイトと同時に発表された。今回は金融危機などの影響を受け、米国企業のランクイン数が過去最低を記録し、1位が初めて米国以外から選ばれるなど、米企業の後退が目立った。また、トップ10のうちエネルギー関連企業が7社を占めた。

中国企業でランク入りしたのは、通貨・人民元高などの影響もあり、昨年の34社から43社へと増加。内訳は中国本土企業34社、台湾企業6社、香港3社だった。中でも中国石油精製最大手・シノペック(中国石油化工集団公司)は昨年の16位から9位へと躍進し、中国企業として初めてトップ10入りを果たした。一方、中国のパソコン最大手・レノボ（聯想）は、昨年ランクインした中国企業のうち、今年のランキングで唯一圏外に去った。

トップ10は次のとおり。

1）ロイヤル・ダッチ・シェル（オランダ・エネルギー）

2）エクソンモービル（米・エネルギー）

3）ウォルマート（米・小売）

4）BP（英・エネルギー）

5）シェブロン（米・エネルギー）

6）トタル（仏・エネルギー）

7）コノコフィリップス（米・エネルギー）

8）INGグループ（オランダ・金融）

9）シノペック（中国・エネルギー）

10）トヨタ自動車（日本・自動車）

（翻訳・編集/HA）