2009年7月8日、米コンサルティング大手のウィリアム・マーサー社が発表した2009年度の世界各都市における外国人の生活コストランキングで、東京が3年連続首位だったモスクワを抜き、首位となった。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。

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調査は世界144都市を対象に、住宅や食品、衣服、日用雑貨や交通費など200品目余りについて行われた。世界的な経済危機の影響による為替レートの変動で今年は順位に大きな変化が見られた。円高の影響で東京と大阪の順位が軒並み上昇。東京は前年の2位から1位、大阪は前年の6位から一気に2位へと浮上した。

BBCの東京特派員は、「東京都民はこのような物価に慣れている。調査結果を見ても少しも驚かないだろう」と解説。東京ではスイカ1つが15ドル（約1400円）、マンゴー1つが25ドル（約2300円）もすると驚きをもって伝えた。（翻訳・編集/NN）