雲南省のM6.0地震、被災者206万人に=補償基準は四川大地震と同じ―中国

Record China    2009年7月11日(土) 16時3分

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11日、雲南省楚雄イ族自治州姚安県で9日夜に発生したマグニチュード6.0の地震で、10日午後6時(現地時間)までに約206万人が被災したことが分かった。写真は被災地。

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2009年7月11日、中国新聞社(電子版)によると、雲南省楚雄イ族自治州姚安県で9日夜に発生したマグニチュード(M)6.0の地震で、10日午後6時(現地時間、以下同)までに約206万人が被災したことが分かった。

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楚雄イ族自治州、大理ペー族自治州、麗江市など省内3域では、205万9000人が被災。10日午後6時までに、1人の死亡が確認されている。負傷者は348人で、そのうち重傷は29人、軽傷は319人。この地震で25万人以上が緊急避難したが、被災住民の安全はおおむね確保されたもよう。

中国中央テレビ(CCTV)によると、M6.0の地震発生を受けて、地元当局は直ちに救援隊を派遣。被災地では、すでに本格的な救援活動が進められているという。救援隊と地元市民は協力し合い、危険家屋の倒壊など二次災害の軽減・防止に努めているようだ。

楚雄イ族自治州では10日午後9時までに、M1.0以上を観測した余震が426回に上っている。財政部社会保障司の朱軍(ジュウ・ジュン)副司長は、「家屋再建などの補償基準については、四川大地震に合わせる」としており、実際の損害状況を査定したうで、虚偽や不正のないよう報告するように呼びかけている。(翻訳・編集/SN)

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